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パートナーの皆様のニーズをもとにして革新的なテクノロジーを構築することは、当社の製品哲学の重要な柱です。このため、パートナーのグロース戦略の最適化をサポートすることにおいて、常に迅速で価値を提供することができています。その結果、業界初の機能を当社のメディエーションプラットフォームであるironSource LevelPlayの独自機能として提供することは少なくありません。

長い年月を経て、当社が業界で初めて提供した革新的機能(コホートレポートやILR(インプレッションレベルレベニュー)、収益化A/Bテスト、広告ベースのROASオプティマイザー、そしてユーザーアクティビティレポートなど)が、メディエーションプラットフォーム業界におけるスタンダードな機能として採用されてきました。この記事ではパートナーの皆様のアプリビジネスの成長をサポートするironSource独自の革新的な機能とプロダクトをご紹介します。

1. App analytics

どんなアプリのグロースにおいても、マネタイズとマーケティングチームのシナジーは欠かせません。そのため、ILR(インプレッションレベルレベニュー)や広告ベースのROASオプティマイザーなどのプロダクトをリリースしてきました。そして今、アプリアナリティクスのリリースにより、プロダクトや開発チームに焦点を当て、マネタイズやユーザー獲得への関連を実現することで、このトレンドをさらに進化させようとしています。

当社が近年取り組んでいる中でも最もエキサイティングなプロダクトであるApp Analyticsは、収益化以外でもセッション時間や、プレイ時間、そしてステージ完了率などのアプリ中心のデータを含む、360度のアプリパフォーマンスをきめ細かく計測することが可能です。製品チームと収益化チーム、そしてマーケティングチームは、以下のような複雑なビジネス問題を協力して解決するためにironSourceのApp Analyticsを利用することができます:

  • ユーザーのプレイ時間とインプレッション数の相関はどうなっているか?
  • セッション時間とオークションの勝率とどのように相関しているか?
  • ユーザージャーニーのどこに新しい広告プレイスメントを追加すべきか?
  • 継続ユーザーはアプリ内課金額は平均と比べてどうか?
2. リアルタイムピボットレポート

一般的に、当社はLevelPlayで提供する詳細なレポートプロダクトを開発することに大きく力を注いでいます。なぜなら、当社は信頼できるレポートがアプリを成功させるために不可欠だと考えているからです。そして、きめ細かくかつ包括的にアプリビジネスに関するデータを見られれば、グロース戦略を最適化するための最善の判断をすることができるようになります。

そして、リアルタイムピボットレポートを利用すれば、開発者は更に深いインサイトを獲得し、それを分析および可視化することができる上、すべてリアルタイムで処理することができます。このリアルタイム性は瞬時に好影響をもたらしてくれる大きな革新です。なぜなら、パフォーマンスの変化をダッシュボードで直ちに見られれば、イテレーションとグロース戦略の改善を行いやすくなるからです。加えて、開発者は以下のこともできます:

  • 1つのダッシュボードで異なる期間のデータを簡単に比較
  • 時間別までデータを細分化
  • CPMバケットなど、独自の分析指標でデータを分析
  • 様々な形でデータを可視化(バーチャートやバブルチャート、表、ヒートマップ、グリッド、ラインチャートなど)
  • 1クリックで簡単に分析データをダウンロード
  • 同時に複数の指標を掛け合わせせて分析(例えば、インスタンス/国分析など)

詳しくは、こちらをご覧ください。

3. クロスプロモーションビディングネットワーク

現在、市場で利用できるクロスプロモーションソリューションには最適化メカニズムがありません。開発者がクロスプロモーションキャンペーンをラインアイテムとしてウォーターフォール内に配置したり、バックフィルとして配置している場合はもちろん、ネイティブなどの専用広告フォーマットとして配置している場合であってもそれは同じです。どのような戦略であっても、機械学習や最適化アルゴリズムがなければ、求めるROASに確実に到達することは不可能とは言わないまでも非常に困難になります。

当社はこの課題を理解しつつ、クロスプロモーションがグロースの成功における極めて重要な部分になることを予想し(とりわけ、ハイパーカジュアル分野の大きな発展とiOSのプライバシーアップデートを踏まえ)、クロスプロモーションビディングネットワークを構築しました。

原則的に、開発者は自社アプリの広告しか配信されない独自のビディングネットワークを利用できるということです。つまり、通常のアドネットワークへの出稿と同じように、CPIやROAS目標に応じてクロスプロモーションキャンペーンを最適化し、機械学習とデータサイエンスによってウォーターフォール内でのポジションも自動的に最適化されます。当社のクロスプロモーションビディングネットワークとその仕組みの詳細については、こちらからご覧いただけます。

4. プログレッシブローディングでレイテンシーゼロへ

一般的にマネタイズにおいて最も強力な広告ユニットである動画リワード広告ですが、動画広告視聴の合間に発生するレイテンシーはユーザー体験やリテンション、アプリ評価や収益へ悪影響を及ぼす場合があります。このため、業界は常にこのレイテンシーを抑制する方法を追い求めています。広告が表示可能な状態になるまで動画広告への導線を表示しない、広告在庫がない場合にポップアップを表示する、最適化されたウォーターフォールを設定するなど、対策としてはいくつかの方法がありますが、いずれの方法でもユーザー体験やARPDAUへの悪影響は避けられないでしょう。

開発者はいずれも妥協すべきではありません。そのため、当社では広告配信ロジックに組み込まれたプログレッシブローディング機能を提供しています。この機能により、常に迅速に動画リワード広告が配信できる状態を維持し、ユーザーへ空き枠が表示されたりするような事態を防止することができます。プログレッシブローディングと動画リワード戦略最適化を参考に、インパクトを最大化させましょう。

5. セグメント

プログレッシブローディングを利用して動画リワードを通じた更に優れた広告体験をユーザーに提供することに加えて、一般的な広告体験でも最高の体験をユーザーに提供するために、ironSourceのLevelPlayにはセグメンテーション機能が直接組み込まれています。この機能は、開発者の皆様がほとんど運用作業を行わなくても、様々なユーザーグループに合わせて広告体験を作り出すことを可能にします。事実、当社はこの製品を構築する際に、パートナーの皆様に以下のようなセグメンテーションに関連する可能な限りすべての用途にアクセスできるようにしました:

  • ユーザーグループごとに異なるキャッピングやペーシング
  • ユーザーグループごとに異なるウォーターフォールを設定 (課金/非課金、IDFA/非IDFAなど)
  • セグメントごとに収益レポートを細部化
  • セグメントごとにコホートデータを細分化

そして、当社はダイナミックセグメントでこの機能をパワーアップさせました。この機能により、ユーザーのセッション中でも動的に広告体験をカスタマイズ・最適化することができるようになり、より迅速かつ細かな管理を実現します。ウォーターフォール戦略の調整や広告体験の改善など、様々な方法で活用することができるでしょう。

詳しくは、収益増加に繋がるセグメント戦略の構築方法をご覧ください。

6. モバイルアプリ

最後にご紹介するのは当社のモバイルアプリです。現在市場で利用可能なメディエーションプラットフォームにおいて、唯一モバイルアプリを提供しています。現在、アプリの成功はデータによって決定され、こうしたデータは絶え間なく追跡と分析を行わなければなりません。そして、リアルタイムでデータを把握し続けることは、適切なビジネス判断をするために不可欠です。ですが、開発者はいつでもメディエーションプラットフォームのデスクトップ版を使用するためにパソコンに向かえるわけではないはずです。

そのため、開発者がデータの変化に素早く対応できるように、収益化とユーザー獲得の両面に関するビジネスパフォーマンスを迅速かつ詳細に確認できるironSourceモバイルアプリをリリースしました。

今後の展望

当社は、パートナーの皆様のアプリのヒットや、グロースの最適化をサポートするために、今後も業界初かつオリジナルのプロダクトをLevelPlayを通じてリリースしていくことを予定しています。引き続き、当社からの最新情報をチェックしていただけますと幸いです。

Let's put these tips to good use

Grow your app business with ironSource