ケーススタディ
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Product Madnessは世界最大規模のモバイルゲームスタジオで、ユーザーに魅力的なゲーム体験と極めてリアルなビジュアルを提供することにフォーカスしています。2007年に創設された同社は、一般的にアプリ内課金(IAP)収益を主とするソーシャルカジノ系モバイルゲームにおいて、現在トップグロッシングリーダーとなっています。

この記事では、Product Madnessの広告収益化責任者であるSarah Ketir氏と広告収益化マネージャーのSinem Su氏に、LevelPlayのA/Bテスト機能を利用してVungleのビディングをテストし、ポートフォリオ全体における広告収益化戦略を最適化した経験について話を聞きました。ironSource LevelPlay経由でVungleビディングを追加したことで、アプリポートフォリオ全体でARPDAUが11%向上しただけでなく、新規プレイスメント追加やユーザーセグメントの改善など、ウォーターフォール以外の重要な部分の最適化により多くの時間とリソースを配分することができるようになりました。

野心的なマネタイズチーム

初期のゲームをリリースした当時、マネタイズチームには1人しかいませんでした。そのため、広告収益化戦略のすべてを同時に最適化していくのは困難を極めました。たとえば、手作業で定期的にネットワークごとにウォーターフォールにおける順位やフロアプライスを最適化していくだけでも非常に多くの時間とリソースを要し、新規広告プレイスメントの検証などの改善施策に手が回せていませんでした。

現在、Sinemが加わったことで、チームの人数は増えましたが、依然として効率的に働かなければならない小規模なグループであることは変わりません。私たちのような小規模なマネタイズチームにとっては、シンプルかつ効果的な広告収益化ソリューションが不可欠です。というわけでLevelPlayを利用してアプリ内ビディングを導入しました。

A/Bテストツールを利用してビディングネットワークを検証

ironSource LevelPlayにおいて、アプリ内ビディングの設定から開始までの流れは簡単ですぐにできました。当社の強みはアプリ内課金にあるため、マネタイズソリューションの管理画面がわかりやすく、使いやすいことは重要なポイントでした。それだけでなく、ironSourceチームが初期設定だけでなく、それ以降も継続的にサポートしてくれるおかげで、このプロセスを更に容易なものにしてくれました。

その後、新規のビディングネットワークを正式に追加する前にパフォーマンスの検証をするためにA/Bテストを実施しました。これも、LevelPlayのA/Bテストツールを利用することで1クリックで簡単に設定することができます。従来の非ビディングネットワークをビディングへ移行する作業を始めるにあたって、A/Bテストツールを利用することで、ビディングへの移行によってARPDAUが向上するという確証を事前に得ることができました。

従来の非ビディングネットワークをビディングへ移行する作業を始めるにあたって、A/Bテストツールを利用することで、ビディングへの移行によってARPDAUが向上するという確証を事前に得ることができました。

-Product Madness、広告収益化責任者、Sarah Ketir氏、および広告収益化マネージャー、Sinem Su氏

Vungleは収益性という点においては重要なネットワークでしたが、まだビディングへの移行はできていませんでした。完全にビディングへ移行する前に、LevelPlayのA/Bテストツールを利用することで、事前にARPDAU向上に繋がることが確認できました。LevelPlayを利用することで、Vungleなどでビディングへ移行する機会を得ることができ、広告収益の最大化につなげることができました。

Vungleを利用してHeart of VegasのARPDAUを45%増加

アプリ内ビディングはウォーターフォールを自動最適化してくれるので、適切な価格帯でハイクオリティな広告主のデマンドが得られます。ironSourceチームは、積極的にウォーターフォールの最適化提案や、A/Bテストツールの活用方法などを共有してくれました。LevelPlayを利用するだけでなく、ironSourceチームからの提案を取り入れることで、さらに収益を伸ばすことができました。具体的には、VungleネットワークだけでもARPDAUを11%向上することができました。特に当社のタイトル「Hearts of Vegas」では、iOSにおける同ネットワークのARPDAUは45%も向上しました。

ironSource LevelPlayにより、当社のゲームポートフォリオ全体において社内の運用リソースを圧縮し、広告プレイスメントのUI/UX改善やA/Bテストなど、より重要なマネタイズ戦略へ集中することができるようになるというインクリメンタルなバリューを提供してくれました。

LevelPlayにてVungleビディングを導入したことで、ウォーターフォール最適化運用にかかる手間を大幅に削減することができました。

-Product Madness、広告収益化責任者、Sarah Ketir氏、および広告収益化マネージャー、Sinem Su氏

広告収益化戦略を改善したことで、収益は増大し、最適化のための新たな機会を継続的に発見することができています。ironSourceやVungleチームと協力できたことに満足しています。そして、これからも一緒に新しいタイトルを成長させるために協力できることを楽しみにしています。

Let's put these tips to good use

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