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Kwaleeは、英国に拠点を置くビデオゲームのパブリッシャー兼開発者です。「Draw it」、「Teacher Simulator」、「Airport Security」など、数々のハイパーカジュアル系ゲームのヒット作で知られています。同社は新しいヒット作でゲームのポートフォリオを拡大したいと考えていましたが、多くのプロトタイプの中からどれに注力すべきかを、より詳しく把握する必要がありました。

そこでironSourceチームが市場性テストツール「LevelPlay」を同社に勧めたところ、あとはご存知のとおり、すぐに彼らの新作ゲーム「Hunt & Seek」はチャートで1位になりました。同社のデジタルマーケティング責任者であるRyan Davies氏が、どのようにこれを実現したかをご紹介します。

市場性テストを試す

"Kwaleeでは、常に新しいゲームのプロトタイプをテストしています。当社は一般的なハイパーカジュアル手法とは別のもので、プロトタイプの主要チャネルでのスケーリングを従来よりも正確に予測できるツールの登場を、何年も前から待ち望んでいました。当社が一部LevelPlayのメディエーションに切り替えたのも、実際のところ、その市場性テストに関心があったから、という理由もあります。

ironSourceチームが市場性テストツールを発表したとき、私たちはすっかり乗り気になってしまいました。以前は、ソーシャルネットワーク上でゲームをテストしていただけだったので、チャネルをまたいだゲームの可能性を限られた範囲でしか理解していませんでした。

ですが、市場性テストツールを使うことで、SDKネットワーク上でゲームをテストし、最もスケーリングの可能性があるのはどのゲームかを把握することができ、市場性についてより総合的で正確な見方ができるようになったのです。これは非常に重要なことでした。というのも、ゲームのライフサイクルにおけるインストールの大部分は、SDKネットワークからもたらされるからです。さらにこのツールでは、専用の市場性スコア、IPM、スケーリングに必要な最低入札額など、有用なKPIを把握することができました。"

プロトタイプのテスト

ironSourceチームの案内に従って、当社はソーシャルメディア上で優れたパフォーマンスを発揮するプロトタイプをすべてテストすることにしました。プロセス全体がスムーズでした。すべてのプロトタイプを毎月テストしたいという当社の要望に対し、ironSourceチームは共有スプレッドシートを作成し、そこに各テストとその結果をテキスト化してくれたのです。

こうして得られた結果を最適化するために、ironSourceチームと協力して計画を立てました。例えば、あるゲームの市場性スコアが平均点だった場合、別のクリエイティブセットで再度テストを行うというようなことを話し合いました。

市場性テストでは各ゲームを1〜5段階で採点しました。多くのゲームに可能性がある中で、すぐさま目立ったのは5点を獲得したゲームでした。それが「Hunt & Seek」です。最初のソーシャルテストではこのゲームがこれほどうまくいくとは思っていなかったので、ローンチの優先順位は高くなかったのです。ところが、市場性テストでこのゲームの隠れた可能性が明らかになったため、ironSourceチームはこのタイトルのさらなる開発を提案してくれました。"

トップチャートにランクイン

その2か月後、Hunt & Seekの開発を終えてグローバルにローンチしたところ、瞬く間に米国のトップチャートにランクインしました。また市場性テストの結果と合致して、IPMも非常に高いものでした。

市場性テストにより、それぞれのプロトタイプの可能性を明らかにするだけでなく、さらに深く掘り下げることで、思いがけないところにチャンスを見出すことができたわけです。

この1年、ソーシャルプラットフォーム上でヒット作を見極めることが難しくなっていますが、ironSourceの市場性ツールは、より現実的で、代表的、かつ信頼性の高いヒット作発掘の方法であることは明らかです。"

Let's put these tips to good use

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