LevelPlayのアプリ内ビディング機能とFacebook Audience Networkの導入でARPDAUを11%増加させたPixel Federationの事例

Pixel Federationは、スロバキアに拠点を置くモバイルゲームのデベロッパーです。これまでにヒット作を次々と生み出し、総計8000万ダウンロードを記録しています。
同社プロデューサーのMichal Hablovic氏に、同社が開発したゲームである「Train Station 2」においてアプリ内ビディングとFacebook Audience Networkを導入したことで、どのような成果を得られたかについて伺いました。

煩瑣な業務を効率化

Pixel Federation社では、主にウォーターフォール方式を通じて広告収益の管理・最適化運用を行ってきました。ウォーターフォールの最適化作業は、2週間に一度の頻度で実施する必要があります。過去のパフォーマンスを示すデータに基づいたウォーターフォールを構築すること自体はそれほどの負担ではありません。大変なのは、一つひとつのインスタンスの作成または変更や、 国ごとに異なるフロアプライスを設定するといった日々の運用作業です。

リアルタイムビディングが市場に登場してからしばらく経ちますが、今後はこのアプリ内ビディングこそが、マネタイズ手法の主流になっていくことは間違いないと考えていました。私は当初から大変な興味を持っていたので、ironSourceからLevelPlayのアプリ内ビディング機能とFaebook Audience Networkとの接続について話を聞いた際にはすぐに飛びつきました。

スムーズにアプリ内ビディングに移行

移行の手順や設定については、ironSourceの手厚いサポートのおかげで順調に進みました。

例えばすべてのTrain Station 2のビディングへの移行については、一気に移行させるのではなく、事前にテストツールを利用し、従来のウォーターフォールとFacebook Audience Network と接続したLevelPlayの場合それぞれを比較するなどしました。テスト設定は極めて容易です。当社はアドネットワーク10社と連携していますが、データ構造とダッシュボードの利便性において、ironSourceのプラットフォームが最も優れていると思います。

収益増と業務効率化を実現

テスト期間中を通じて、ironSourceはデイリーでLevelPlayのパフォーマンスについてレポートを送付してくれました。そして、LevelPlayを導入した結果、最終的にはARPDAUが11%増大したのです。それまで活用していたウォーターフォール設定が既に精巧に構築されていたことを鑑みれば、目覚ましい改善ぶりと言えるでしょう。

「ARPDAUが11%増大しました。それまで活用していたウォーターフォール設定が既に精巧に構築されていたことを鑑みれば、目覚ましい改善ぶりと言えるでしょう」

- Michal Hablovic, Pixel Federation、プロデューサー

ARPDAUの増加と、LevelPlayによる業務効率化を受けて、当社ではTrain Station2の広告在庫をすべてアプリ内ビディングに移行することに決めました。

担当チームとのコミュニケーション

プラットフォームの利便性とデータの精緻さに加えて、ironSourceの人的な支援も高く評価しています。当社の担当チームとはほぼ毎日のようにコミュニケーションを取り、当社のゲームのパフォーマンスを最大化するための連携を図っています。