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ironSourceのビディングテスト: ビディングの有効性を素早く・簡単に検証する方法

せっかく手間暇をかけて構築したウォーターフォールに見切りをつけ、アプリ内ビディングへと移行することに躊躇を覚えてしまうのも無理はありません。そのような不安を感じているパブリッシャー様には、トラフィックの一部を使ってアプリ内ビディングのテストを行うことをお勧めします。

ironSourceが提供するLevelPlayのビディングテストツールは、最適なマネタイズ戦略を選択するために必要なデータやインサイトを提供します。このツールを活用してマネタイズ戦略を改善する方法についてこれから説明いたします。

テストツールの仕組み

LevelPlayのアプリ内ビディング用テストツールでは、A/Bテストを行うためにまず2つの異なるグループを作成します。Aグループはメディエーション管理ページ上で設定したウォーターフォール向けの従来のインスタンスを、またBグループはウォーターフォールに加えてLevelPlayのビッダーを扱います(ただし、同じアドネットワークのビッダー以外のインスタンスを除く)。トラフィックをAとBの各グループに均等に分割することで、両者のパフォーマンスを比較できるという仕組みです。特別な設定作業は一切必要ありません。

容易な設定で時間を短縮

ビディングテストツールを利用することによりマネタイズ戦略についての迅速な判断を下すことができるだけでなく、運用の効率化により、ビジネスのグロースにとってもっと重要なことにフォーカスすることができるようになります。

テストの結果はすぐに確認することができますが、14日間テストを継続することを推奨しています。もちろん、いつでもテストを終了させることができますし、最短で3日ほどで一定の傾向を見出すことも可能です。
 

このテストツールの操作性について、ABI OneSoftのハイン氏は次のように述べています。「アプリ内ビディング以外に新規インスタンスを作成する必要がないので、作業工数は大きく削減できます。ウォーターフォールに多くのインスタンスがある場合にはとりわけ有用でしょう。またテストの結果は日ごとに更新され、必要な情報を得ることができます。当社はテストの結果だけでなく、テストツールの利便性についても大変満足しています。収益の最大化を目的として、今後はこのツールを積極的に活用していきたいと思います。

精確なデータで的確な判断を

ウォーターフォールからアプリ内ビディングを含むハイブリッド型への移行するには、判断材料として精確なデータが必要です。一般的には、アドネットワークごとに異なる最適化モデル(フロアeCPMやターゲットeCPM)を採用しているため、2つの異なるグループの収益を正確に比較する方法はありません。このような背景により、一部のメディエーションで提供しているテストツールでは、実際のCPMではなく、設定したフロアプライスを手動で入力して概算値で運用する方法を採用しています。しかし、ironSourceでは予測eCPMではなくインプレッションごとの実際のeCPMを集計しているため、極めて精度が高いテスト結果を得られることができ、マネタイズ戦略における意思決定に大いに役立つでしょう。運用方法を大きく切り替えるのであれば、このようにテストツールを用いて収益性が向上することを検証してから切り替えるべきでしょう。

ビディングテストの活用法

1. レポート内容を注視

レポートを参照し、ビディングテストの進捗状況を確認してください。アクティブユーザー1人あたりの平均収益(ARPDAU)、eCPM、広告表示回数など、ありとあらゆるKPIに関するデータをAとBのグループごとに比較できます。これらの細かい指標を追うことにより、従来のウォーターフォールと比べ、ビディングがビジネスに与える影響を細かく検証することができます。

2. APRDAUを試金石に

特にAとBグループ間のデイリーアクティブユーザー1人当たりの平均収益額(ARPDAU)を注視してください。ARPDAUはパフォーマンスを分析する上で重要な指標であり、ARPDAUの向上は、最適な広告配信設定の表れといえるでしょう。

3. アプリ内ビディング実施後の最適化にも活用

アプリ内ビディングを既に実施済みであれば、その最適化のためにテストツールをご活用ください。例えば実験的にある特定のアドネットワークをインスタンスから外し、ビッダーとしてのみ設定するといったことができます。

White Room GamesのAlex Kniazev氏は、テスト体験について次のように述べています。「テストの開始直後からすぐに好結果が出ました。アプリ内ビディングによって、ARPDAUは地域によって5~30%向上。ウォーターフォールを簡素化したことで作業工数を削減できました」。

収益最大化に向けてまずはテストを

従来のウォーターフォールからアプリ内ビディングに対応したハイブリッド型に移行するアドネットワークやパブリッシャーが増加しています。トレンドに遅れを取らないように気を付けましょう。アプリ内ビディングには、作業工数の削減や収益最大化といった様々な利点があります。今すぐにでもテストを開始し、ビディングのインパクトを体験してください。

Let's put these tips to good use

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